*avec douceur* 甘美日和

美味しいお菓子・食べ物大好きです♪ 2005年9月から他のブログサービスで書いているブログを徐々にコピペしてはてなブログに移行させています。

いつものお店へ オーグードゥジュール 

いつものおいしいものを食べたいねってことになり、Nシェフに胃袋を満たしてもらうべく、Au goût du jourを訪問。今回もディナーです。いつも直前に突然連絡するので、通常の時間で取れるはずもなく、2回転目の9時ごろで予約。こまった客でごめんなさい。

だんなはコース、私はアラカルトを注文。
コースは前菜がホタテ、竹の子、ブロッコリー、ごぼうのサラダ仕立てになったもの、魚が鱸、肉が鶏でした。
アラカルトは前菜にホワイトアスパラ、メインにイベリコ豚。
そして、前回に引き続き、ワインは岡部さんにすっかりお任せして、2種類の選択肢が出てきました。ひとつは1994年のジゴンダス、もうひとつは1999年アロース・コルトンのPremier Cru。94年ということでちょっと悩んだけど、ピノ好きの私はやっぱりアロース・コルトンを選択。前回、Oさんセレクトで飲んだBeauneのPremier Cruで、だんなが赤ワインを初めておいしいと言って飲んでいたので「もしかして、ピノの魅力にはまってくれた?」という期待を込めつつ。

香りからしてとーってもきれい。ピノの香り、やはりいいワインなんだね、すごく華やか。口当たりもなめらかで、ふわっと口の中に心地よい酸味と果実味が広がります。
予想通りのおいしさで、結局今回もボトルが空きました。赤ワインのボトルが1回で空くなんて、以前では考えられなかったけど、ここではなぜか魔法にかかって、1本空いてしまうんですね。(といっても私は1.5杯くらいしか飲んでいませんが。)

まず自家製パンにカルピスバター。この自家製パンがうまい!「世界一ですよ、でももう1人1個しかありません」。えー、おかわりがもうないのか。残念。心して食べねば。

ホワイトアスパラですが、すごく味が濃くて驚き。ホワイトなのに!しかも歯ごたえもしっかり。酸味のきいたソースがいいですね。
イベリコ豚、うまい!こくがあるのにしつこくない。“どんぐりを食べているだけあって、肉がナッティー”というOさんのコメントどおり、ナッツの味わいがします。

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デザート、一番最後のお客なのできっとロールケーキはもう残ってないだろうなと思ったら「イチゴのロールケーキひとつキープしてありますよ!しかもちょっと厚め」とのこと。さすが、よくお分かりで。うれしい限りです。その上、厚めなんて感無量。

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このスポンジ、ただやわらかいだけじゃないんです。他では食べたことのない弾力感があり、とても好き。しかもイチゴにカスタード。最高の組み合わせだ~。もう参りました。

だんなの食べた、ピスタチオのブランマンジェは、ミントの爽やかな味わいと、ピスタチオのこくがマッチして“まったり”かつ“すっきり”。これもいいですね。初めて食べました。
デザートワインにミュスカとヴァニュルスを出してもらって、ほろ酔い気分も最高潮。

そしてプティフールに最近ジェリーが登場していると耳にしていましたが、フランボワーズのジェリーがやってきた!これがまた、打ちのめされるね。ここフランス菓子屋さんじゃないよね?と言いたくなるほどの完成度の高さ。このフランボワーズの濃さ。たまりません。

と、ここまで全て終わって、おしゃべりも長引いて、すっかり夜中です。またまた堪能させていただきました。ごちそうさまでした。


実は翌日が、なんとこちらの3店目“Minobi”のオープニングセレモニー。あと数時間後にまた会うというのに、しかも準備で大変な日に、こんなに遅くまで居座ってごめんなさーい。

Au goût du jour(オーグードゥジュール)