初めまして。 *avec douceur* 甘美日和
*avec douceur* 甘美日和というタイトルで、2005年9月からブログを書いているのですが、過去に一度、ブログサービスの身売りがあり、有無を言わせず決まった先(teacupブログというもの)に引っ越しせざるを得なくなり、その際に、アップしていた写真がなくなったり、リンク切れを起こしたりしました。
そして、引っ越しになってからも数年書き続けていますが、現在、teacupブログ自体が新規作成を停止していることから、いつまたこのブログサービスも閉鎖になるか…と不安に思って、このたび、はてなブログを別のタイトルで始めてみました。
C'est trop mignon! てづくり日和
こちらのブログを試しに1か月ほど続けてみましたが、はてなブログにも慣れてきたので、過去のブログをサブアカウントで作って、アップしていこうかな…と思いまして。
元のブログはこちらです。
お引越しサービスを使用するとなると、リンク切れや写真を持ってこれないなどがあるので、地道にちょっとずつコピペしていくことになり、11年分の記事を全てアップできるかどうかは分からないのですが…。どうでもいいつぶやきなどは飛ばして、アップしようと思っています。
備忘録として書いていたブログなので、どこかに記録しておきたいという思いだけでアップします。あまりに情報も古く、もうなくなってしまったお店もたくさんあると思うけれど、あくまで記録用ということで。
こちらのブログを読んでくださる方がいらしたら、いつの話?ということがあるかもしれませんが、申し訳ありません。過去の日付でもアップできているので、当時の日付をそのまま使おうと思っていますが。
分かりにくいと思うので、こちらの投稿がトップに来るように先の日付で設定しています。
どうぞよろしくお願いします。
手作り桜もち
4月も終わりのころ、今年は桜もちを食べ損なったと気付いて(長命寺の桜もちは5月頭に食べたので…話が前後してしまった!)自分で桜もちを作ってみることにしました。
道明寺粉、電子レンジで加熱して扱えばよい、簡単アイテムなんですね。和菓子なんて作ることないから、全然知らなかった!本格的に桜の葉もちゃんと買って、人にあげられるよう、和菓子用の個包装ケースまで買ってしまいました。
<桜もち>
先日、長命寺の桜もちのところでも書いたけれど、私の桜もちは、この“つぶつぶタイプ”なんです。これを食べずに4月を終わらせるわけにはいかない!っていう感じ。自分でいうのも何ですが、こんなに簡単で美味しいなら、また作りたいわ~!
皆さんの桜もちといえば、つぶつぶの道明寺タイプと、クレープのような皮を巻くタイプのどちらでしょうか?
旨い蕎麦を喰らう 京金
京金に蕎麦を食べに行きました。
<手打ちそば 京金>
いつも混んでいるけれど、GWだったので、やはり3組ほど並んでいました。でも蕎麦屋なので回転は速い。しばらく待って、私たちも入ることが出来ました。
このお店は、“江戸には旨い蕎麦がある!”と私が蕎麦に開眼したきっかけになったお蕎麦屋さんです。ここで初めておそばを食べたとき、「そばって何て美味しいの!いままで私が食べていたおそばは何だったの?」と思うほどの印象でした。以来、私はあちこち旨い蕎麦屋めぐりをするようになりました。
<田舎そば>
田舎そばはせいろよりだいぶん黒めの色をしています。歯ごたえがしっかりです。やはりここのおそばは美味しい!
<野菜天盛り合わせ>
揚げたてのてんぷら、さくさくです。蕎麦に合いますね。種類も豊富でうれしい。
また食べに行きたいな~!
長命寺の桜もち
少し桜のシーズンから外れてしまいましたが、GWに長命寺の桜もちを帰省土産に買いました。
ここの創業者の方が桜もちを考案されたそうです。
<長命寺桜もち>
私にはあまり馴染みのない、皮が巻いてあるタイプ。といっても、巻いてあるというよりも、皮で餡をはさんであるような感じです。
ここの皮はよく売られているピンクではなく、白です。そして大島桜の葉がなんと贅沢に3枚も使われています。箱を開けると、桜の葉の香りがいっぱいに立ち込めます。
ちなみに私の桜もちのイメージといえば、つぶつぶの道明寺粉でつくるタイプ。クレープ状の、皮がくるっと巻かれているものを東京で初めて見たとき「え?なんでこれが桜もち?」と思ったものです。しかし関東以北では桜もちといったらこのクレープ状タイプなんだそうですね。長命寺のものは他のところよりも、皮が厚めでもっちりしているように思います。だから私、ここの桜もちは好きなのかも。
私の家族は、その存在すら知らないほど“クレープ状の桜もち”には馴染みがありません。うちのだんなは全く逆で、私が道明寺粉で桜もちをつくったら、「これが桜もち?」と思ったそうです。同じ桜もちでも、東西全然違うんですね。おもしろいなあ。
日本橋ゆかりでお食事
ずっと行きたいと思っていた日本橋ゆかりを訪問。
親子三代に渡り宮内庁に出入りを許されているという日本橋ゆかり。今は三代目料理人、野永 喜三夫氏が腕をふるっていらっしゃいます。
お昼は限定のゆかり御膳(松花堂弁当)が人気のようですが前菜・お造り・煮物・揚げ物・デザートと、かなりのボリュームのようで、母と一緒だったためそれほど食べられないということで、ゆかり御膳はやめて、ランチにしました。天ぷら、焼き魚、黒豚角煮などなどいくつかメニューがありましたが、3人とも天ぷらをオーダー。(しかも海老に興味がない母と私は、海老を野菜に変更してもらいました。)
前菜はごま豆腐、もちもちした食感がいいですね。
天ぷらは旬の稚鮎やふきのとう、筍、穴子などなど、どれもカラッと揚がっていて旨いです。
<ランチセットの天ぷら>
ごはんに鮭のほぐしたものとゆかりがかかっています。何気なく食べたら、すごくおいしい!感激しているとご主人(といっても実は想像より若かった!ブログによると34歳らしい。)が「このお米おいしいでしょう?」と声をかけてくださいました。お米は新潟県の栃尾産コシヒカリ100%とのことで(魚沼産だと混ぜ物があるそうです)、産地にこだわっていらっしゃる様子。
デザートはゆかり御膳にしかついていないものと思っていたら、なんとランチにもちゃんとついていた、やったー!!!しかもそのデザートが、私のために作ってくれたのかと錯覚するほど私好みのもので。
<黒豆ときなこのアイス、黒蜜がけ>
やわらかく炊いた丹波の黒豆がたくさん入っている、きなこ風味たっぷりのアイス。たまりません!黒蜜とも最高の相性です。おかわりしたい気分…(そこはぐっと堪えましたが)。
この内容で2100円です。満足感高いわ~!ランチなら私たちでも通えそうなので、またぜひ訪れたいです。
日本橋ゆかり
http://nihonbashi-yukari.com/
※2016年現在、デザートは別料金になっています…残念。でも絶対食べちゃいますが(笑)
またいつものお店へ オーグードゥジュール
ワインエキスパートの友達・Kちゃんと食事に行こうという話になり、以前からKちゃんも行ってみたいと言っていた“オーグードゥジュール”へ行くことになりました。
火曜日ということですんなり予約が取れてひと安心!しかしいざ訪問してみるとやっぱり満席。本当にこのお店、いつもすごすぎる。
ワインはいつもどおりOさんおまかせセレクトで、ピノ好きの私たちはその中から“ブルゴーニュ オートコートドニュイ”に決定。
ワイン:オートコートドニュイ
つきだし:チーズとベーコンのブリュレ
前菜:ベーコンのブランマンジェ、アスパラガス添え
お魚:赤魚のソテー
お肉:アッシュ・パルマンティエ
チーズ:モンブリヤックとアフィデリス
前菜のベーコンのブランマンジェは新メニュー。ベーコンの姿は見えないのですが、食べてみるとしっかりベーコンの味!不思議です。これがクリーミーなブランマンジェに仕上がっていて美味しい。
モンブリヤックはすごくクリーミーなブルーチーズ。アフィデリスは私好みのクセのあるウォッシュ。シャブリのマールで洗ったチーズです。
デザートワイン:ソーテルヌ
デザート:ライチ風味のシュークリーム
ソーテルヌのとろっとした感じがいいですね。ほんとソーテルヌはいつ飲んでもおいしい。シュークリームは初お目見えでした。
この間、ひたすら二人でしゃべるしゃべる。そしてOさんとのワイン談義も花が咲きすっかり遅くなってしまいました。
チーズやデザートまで食べて、お腹一杯なのにさらにお茶とプチフールまでいただき、いつもながら食べきれない分のジェリーをお持ち帰りまでして、大満足なお食事でした。
Kちゃんは今頃イタリアとフランスを堪能しているんだろうなあ!楽しんできてね。
Au goût du jour
Cちゃんの手作りお菓子たち
先日(というかもう1ヶ月近く前だ~!)友達Cちゃんとユリーカにホットケーキを食べに行ったとき、美味しいお菓子をいただきました!
<ディアマン・ショコラ>
この薄さ、とっても繊細で、冷凍した生地を切り分けたんじゃなさそうだったので、どうしたらこう薄く焼けるのか聞いてみたら、なんと冷やして休ませてから、一定の厚さで薄く延ばした生地を定規を当てて全て同じサイズに切り分け、さらに冷やして休ませて、今度はふちに一枚一枚お砂糖をつけるという、ものすごい手のかかったお菓子でした!さすが。やはり彼女ただものではないわ!
中のピーナッツとふちのお砂糖がカリカリです。薄くてさくさくで歯ざわりのよい、素朴なのに上品な味。
ディアマンとはダイアモンドのこと。ふちのお砂糖のきらきらがまさにダイヤですね。大好きな濃い目のミルクティーとの相性が最高でした!
<クレームダンジュ>
ガーゼを取ってしまうと写真では分かりにくいのですが、ハート型なんです、すごくかわいいの!
チーズの酸味は控えめで、とってもマイルド、まろやかな口当たり。こんな美味しいお菓子を自分で作れるなんて素敵。きっとコーヒーにもあうんだろうけど、このクリームの濃厚な感じがミルクティーにもばっちりあいます。
いつもおいしい幸せをわけてくれてどうもありがとう!