2007年のサロン・ド・ショコラ
1月の24日に伊勢丹に行く用事があり、その日はちょうどサロン・ド・ショコラの初日!もちろん足を運びました。
目指すはフランス国外初出展のベルナシオン。パリでもなかなかお目にかかれない老舗ですから…って思ったのですが!前評判が高すぎたのか、私が訪れたのは初日のお昼なのに、なんと午前中に、期間中の全量を販売終了してしまったそうです。ひえー。そんなに人気あったのね。
ベルナシオンは、原料のチョコレートもカカオ豆を仕入れて自家製で作ることで有名。ぜひ食べてみたいと思っていたら、ショコラバーではまだ食べられるということを知り、もちろんオーダー。
(この日も借り物カメラで接写ができず…よく写ってないよ)
左) アンリ・ルルーのCBS
まあ、CBSだねという感じで、想像通りの味わい。食べたことなかったし、ここのボンボンショコラは高すぎて自分では買えないだろうと思って選んだけど、今回わざわざ食べなくても良かったかも?と、あとからちょっと反省。
中) ベルナシオンのパレドール (…あれ、これ逆さまじゃない?金箔が乗ってるほうが上でしょ?)
カカオの味が濃くて、こくがある、でもやさしい味わいです。これが人気の秘訣なのか。甘さもしつこくない感じ。
デルレイのチョコレートは今まで食べたことなかったので(高くて買う気になれず…)まあこれを機に食べてみるかなと。ダークチョコレートですが、とてもマイルドでやさしい口溶け。酸味はあまりありません。
そして追加。
左) ファブリス・ジロットのテロワール・ド・ブルゴーニュ・カシス
名前からしてめちゃくちゃそそられるこのショコラ!ディジョン大好きな私の心はがっちり掴まれた感じ。カシスのガナッシュの間にカシスのゼリーがはさまっています。果実味たっぷりです。うう、これフランボワーズも食べてみたいな。
中) フランク・ケストナーのペルルドロレーヌ
ロレーヌのテロワールあふれるミラベル(すもも)のジュレ、ミラベルリキュールが入ったキャラメル、ヘーゼルナッツのペーストの3層構造です。表面は薄くてぱりぱりっとした食感。そこにとろとろっとミラベルがとろけてきます。アルコール結構感じますね。美味しい!
右) ベルナシオンのパレドールをもう一度。金箔のあるこちらが正しい上向きだよね。
さて、全て食べ終わり、すごく気になった“テロワール・ド・ブルゴーニュ”を買って帰るか散々悩みましたが、やっぱりなかなか簡単には手が出ないお値段なのでちょっと見送り。ショコラバーでいっぱい食べたし、これで我慢しとこ。
来年はどんなショコラが来るかなあ。楽しみです。