春の訪れ
春のうららかな日、土手や斜面を歩くと私がつい浮き足立って探したくなるものがあります。
少し前の話ですが…
つくしを摘んできました。
ほんの少しだけ穂の開いた、胞子がたくさん詰まっていそうなつくしが私好みの味。胞子がほろ苦くて、なんとも言えず美味しいんです。そして茎の部分はしゃきしゃきした歯ごたえ。
お浸しにします。
春はこれを食べないと!つくしを食べずに春を終える年は悲しい気持ちになるほど、つくしが大好きで、できるだけ毎年食べたいんです。
子供の頃、春になると毎年、家の近所の川原の土手にたっぷりつくしが生え、妹と二人で買い物袋いっぱいに摘んできて“はかま”を取り、ゆでるときにお鍋いっぱいになるほどたくさんのつくしでおひたしを作ってもらっていました。
いまだにその頃の美味しかった記憶が鮮明なため、春の土手は私にとってものすごく魅力的なスポット♪でも、つくし食べたことないっていう人って結構いるんですよね。この美味しさを知らないなんて…もったいないです。