土に触れ、芸を思う

先週、急に思い立って、この週末は益子に陶器を見に行きました。

まず妹のおすすめの素敵な陶器屋さんをのぞき、どれを買おうかと吟味。作家ものを扱う素敵なお店があり、2軒目にして目星の鉢を見つけるものの、まだまだお店はあるのでまずは候補としておいてじっくり他のお店も見てみよう！

その後、チェックしてあった陶芸体験教室にお邪魔して、午後からなら“ろくろ体験”ができると聞き、それまでの時間、陶器や雑貨のお店を散策。

「体験のときにこんな作品が作れるかなあ」などと考えながら焼き物をみると、見方が変わってきて、ほしいものよりも作れそうなものを中心に手に取ってしまいます。

お昼を食べた後、さっそく体験スタート。鉢物やお皿を作りたいという思いは成し遂げられるでしょうか？

先生のお手本を見ると、あっという間に器の形が出来上がるのですが、見ているのと自分でするのは大違い！形がいびつになってしまったり、途中で崩れてしまったり…。

先生には「最後に気に入った形のものだけを選んで焼けばいいので、どんどん作ってください」と言われ、とりあえず時間内に作れるだけのものを作ってみます。

土を触るのは何と癒されるのでしょう。指の動かし方でどんどん形が変わります。回るろくろに集中しているとあっという間に時間が過ぎていきます。体験は2時間くらいと聞いていたのに、実際は3時間も経っていました。

次々と形に仕上がるたび、うれしくなります。器の形になると全部焼きたくなってしまいそう。最後にいくつか選ぶのは難しいなあ。

時間内に5〜6個を仕上げ、実際に焼くものをセレクト。私はさんざん悩んで、ボウル、皿、鉢というこの3点を焼くことにしました。

買おうと目星をつけていた鉢にちょっと似たような雰囲気（？）に鉢を自分で作ってみました。そう簡単にはいかないと思うけれど…。

お店で見ていたような素敵なものが焼きあがるかは分かりません（笑）が、どんなふうになるか、2〜3ヶ月後の焼きあがりを待ってみます。

今回、すっかり陶芸好きになってしまいました。これから陶器を見るたびに陶芸のことを考えてしまいそう。昔から気になっていたので、ついに手を染めてしまった感じ…。始めてしまったらどっぷりはまりそうです。でも今は時間がないから、がまんがまん。

どんなふうに仕上がるか楽しみです♪