いとこがつくる“桃”

私の父の実家は、冬はみかん、夏は桃をつくる農家です。私の静岡の実家も、もともとは桃畑でしたので、小学校低学年の頃までは、家と同じ敷地内に桃の木がたくさんありました。

今は私のいとこがしっかりこの農家を継ぎ、みかんや桃をつくっています。

＜今年の桃＞

実家の両親が毎年うちにも送ってくれるのですが、箱をあけると甘く幸せな香りが立ち込めます。この瞬間がたまらない！

今年は雨が多く、どうなることかと心配しました。うちは早い時期に送ってもらったので、届いたときはまだ固くて甘さも少なかったのですが、数日置くと、熟してやわらかく甘くなり、「今年もがんばったね〜」と、いとこを賞賛してしまいます。ここの桃もみかんも、とても甘くて美味しいの、手前味噌ですが。桃ってみんなこんな甘いものなんだと思っていたんですが、大学の頃、桃をスーパーで買って食べたら、全く甘くなくて水っぽいのに驚きました。以来、市販の桃・みかんは買わないようになってしまいました。

桃は季節も短いので、年に一度のご対面ですが、毎年７月初旬がとても楽しみです。また来年も美味しい桃をつくってね！