*avec douceur* 甘美日和

美味しいお菓子・食べ物大好きです♪ 2005年9月から他のブログサービスで書いているブログを徐々にコピペしてはてなブログに移行させています。

九州へ 焼物の街・波佐見&有田編

嬉野温泉を出て、有田の柿右衛門窯へ向かう道に、長崎の波佐見町を通りました。このへんは長崎と佐賀の境目なんだなあなんてぼーっと景色を見ていたら、突然“白山陶器”の看板を発見、「寄って!私が大好きな陶器メーカーなの!見に行きたい!」と大興奮。すぐ目的地までの道をそれ、看板にしたがって進みます。白山陶器が長崎だとは知っていたけれど、それが波佐見町で、嬉野のすぐ近くだなんていう認識が全くなかったので、本当に驚きました。しかも看板もたった一つ出ていただけだったので、あそこで見逃していたら素通りだった…ついていました。

白山陶器

手前にショールーム、奥に工場があります。こちらのショールームは広いので、今まで写真でしか見たことがなかったような商品も手に取れました。感無量…しかも工場価格で3割引だった!10数点買い求め、配送してもらいました。

<つむぎ>

柿右衛門に行っても、とても買える金額ではないし、それ以外の有田で特に買いたいというものもないだろうし、今回の旅で自分の好きな陶器に出会えるとは思っていませんでした。うれしかった〜!

そして、当初の目的の柿右衛門窯へ

現在の柿右衛門十四代目で、「初代から約390年もの間その技術と精神は絶えることなく代々受け継がれ」ているそうです。これだけの技術が絶えず継承されるというのはさぞ大変なことでしょう。すばらしいですね。

なんと入り口の扉の取っ手にも柿右衛門の作品が!!!

食器や小物など販売されていて、実際に購入されている方がいらっしゃいましたが、うーん、とても手が出る金額ではない!こんな高価なものを普段から使っている方もいらっしゃるんでしょうね…。赤絵が美しくてため息が出ます。

東インド会社によってヨーロッパに紹介され、王侯貴族のコレクション対象となり、財を傾けてまでも手に入れたといわれる柿右衛門、コレクションしたくなる気持ちは見ていて分かりました。でも私はあくまで美術品として鑑賞することとします。

さてさて次は黒川温泉へ向け出発です。