*avec douceur* 甘美日和

美味しいお菓子・食べ物大好きです♪ 2005年9月から他のブログサービスで書いているブログを徐々にコピペしてはてなブログに移行させています。

京都へ 詩仙堂と豆花(豆腐料理)

8月の猛暑の中、奈良へのお墓参りから足を伸ばして、京都へ行きました。

親戚のおじさんたちには「この真夏に京都?ようそんな暑いとこ行くなあ」とかなりあきれられつつ…。でも東京から京都には毎年のお墓参りのときくらいしか行けないし、せっかく関西まできたらやっぱり京都に行きたい。

まずは詩仙堂へ。

中国の詩家36人の肖像にそれぞれの詩が書かれたものが掲げられた“詩仙の間”から詩仙堂とよばれています。中に入るとこの猛暑をしばし忘れるような、ひんやりとした空気が漂っています。昔の建物って自然に涼しい風が通るようにつくられているのですね。こじんまりとしたつくりで、なんだか落ち着きます。

庭も美しく、あざやかな緑が目に飛び込んできます。部屋の薄暗さとのコントラストがきれいです。この庭をめでながら休んでいると、時の経つのを忘れます。

詩仙堂で一時の休息をとる旅人たち>

ここは庭がよく手入れされています。斜面に建てられているので、詩仙堂を下のほうから、庭木とともに眺めることもできます。庭には、詩仙堂を造営した石川丈山考案の“僧都”(一般的には鹿おどし)があります。鹿おどし、ここで生まれたものなんですね。

さて、ひととおり堪能し、外に出るとまたすごい暑さ!さっぱりとお豆腐料理でも食べましょう。この詩仙堂の下に豆花(とうか)という豆腐料理店がありました。

国内産大豆を柔らかに作った豆腐を、自家製のつけだれで味わう湯豆腐の店とのこと、でもこの暑さなので、湯豆腐でなく、冷奴でいただきました。

<豆花の白川コースより>

お豆腐、とてもやわらかで甘いです。口の中でとろけます。量がたくさん入っていて驚きました。氷ものって涼しげです。

冷奴、ごま豆腐、温泉玉子、湯葉刺身、麦ご飯、香物というコースですが、生麩田楽もいただきました。これまた旨い。

<生麩田楽>

生麩、焼いてあるのではなく、揚げてありました。外側がカリカリです。

豆腐料理は暑くて食欲が落ちていても、しっかり食べられますね。さっぱりと、しかし量が多かったので相当お腹いっぱいになり大満足でした。