京都へ 南禅寺
美味しいお豆腐でお腹もいっぱいになり、午後は南禅寺に向かいます。
南禅寺には、琵琶湖の疎水を引くために境内に築かれた水路閣があります。西欧技術が導入されて間もない当時に、日本人のみの手で設計、施工されたそうです。
レンガ造りの素敵なデザイン。
そしてなんといっても南禅寺の三門です。一般的には山門と書きますが、正しくは三門だそうです。
<南禅寺の三門>
ここは石川五右衛門が歌舞伎で「絶景かな、絶景かな」と大見得を切ることで有名です。五右衛門が三門に棲んでいたという言い伝えがありますが、実際には三門は五右衛門の死後に建立されたとのことです。
さて、石川五右衛門の気持ちを味わうには、門の中の狭くて急な階段を登ります。するとぱっと目の前が開け、眼下に京都の街並みが一望できます。まさに絶景!です。
この景色と、心地よい風が、真夏の猛暑を忘れさせます。しばしこの三門の上で座って涼みました。緑がとても美しかったですが、桜の時期や紅葉の時期も間違いなく美しいんだろうなあ。人も相当押しかけそうですが、来てみたいです。