*avec douceur* 甘美日和

美味しいお菓子・食べ物大好きです♪ 2005年9月から他のブログサービスで書いているブログを徐々にコピペしてはてなブログに移行させています。

京都へ オ・グルニエ・ドール

南禅寺のあと、今回どうしても行きたかったオ・グルニエ・ドールへ向かいます。

人気店なので入れるか心配でしたが、外には並んでいる気配なし。とても間口が小さくて、気にしていないと通り過ぎてしまいそう。入るとうなぎの寝床のように細長ーいお店。偶然にも一番奥の広いテーブルが空いていて、すぐに座ることができました。私たちが座った直後にどんどんまた人がやってきて、あっという間に順番待ちの列ができました。いいタイミングだったな。

私たちのすぐお隣のテーブルで、西原シェフのお友達と思える方が、シェフとお話されていました。西原シェフのファンだったので、こんな間近で見られてうれしいなあ、とちらちら見てしまいました。

ケーキは作り置きをせず、前日に準備し、当日に調理するというだけあり、ショーケースの中のケーキは夕方のため残り少なくなっていました。ショーケースにはフルーツがたくさんディスプレーされています。これはきっと翌日のケーキになる子たちなんだろうな。美味しそうなタルトがいくつかあって、かなり悩みましたが、やはりここはシェフのスペシャリテ、“ピラミッド”をオーダー。

<ピラミッド>

外側はぱりぱり、フォークでさすと崩れてしまいそう。なのでナイフも出てきます。中はとろっとしています。ムースとビスキュイのバランスが絶妙で、ショコラの味が濃厚。1つ食べるとかなりの満足感です。

そして私たちがケーキを食べていると、お隣のテーブルに超小粒のフルーツトマトを出してお話されていましたが、その直後、「よかったらいかがですか?お隣にもお出ししていたので、ぜひ」とシェフ自らが私たちのテーブルにもお持ちくださいました!

テレビでは見たことがあったけど、実物を食べられるなんてうれしい。すぐりやブルーベリーほどの小粒サイズで、まるでフルーツ。見た目にもかわいい上、甘さがぎゅっと凝縮されていて美味しいです!

シェフと言葉を交わせるとは思ってもみなかったので、本当にうれしかった〜!それをきっかけにして「シェフのファンなのでお会いできてうれしいです!どうしてもこちらのお店に来たかったんです」と言ったら、とてもやさしく応じてくださり、なんと一緒に写真まで撮らせていただきました。穏やかで温かい人柄に触れ、ケーキに込められた愛情の深さを感じました。これでますますファンになってしまいました。この写真は宝物です。そして最後に握手までお願いしてしまいました。

この、オ・グルニエ・ドール、シェフのお名前(金蔵さん…金の蔵)からつけられています。エスパス・キンゾーというシェフのお菓子教室も大変人気で、東京から通われている方もいらっしゃるみたいですね。いいなあ、でもとても京都までは通えないわ…。

先日、ふとNHKをみたら、おお〜!偶然にもシェフがプリンを作っていました。なんだか一度お話しただけだけれど、とっても親近感が湧いてしまいました。

また京都に行ったときにはぜひ訪れたいです。