旨い蕎麦を喰らう 松翁・その3
久しぶりに松翁のおいしい蕎麦が食べたくなって、神田へ出かけていきました。
風味たっぷりの変わり蕎麦を食べたかったのだけど、その日は知らない穀物か何か(?)の蕎麦だったので、全く味の想像がつかず、やめて、並蕎麦(ざる蕎麦)と田舎蕎麦のあいもりに、けんちん汁がついたセットを注文。
<あいもりそばとけんちん汁>
私はここの田舎蕎麦が大好きで、変わり蕎麦と田舎蕎麦の盛り合わせがあったらいいのになと思うのですが、その組み合わせはメニューにありません。必ず並蕎麦との組み合わせです。もちろん並蕎麦もとてもおいしいのですが。
田舎蕎麦は茨城県産常陸秋そばを玄そばのまま製粉した生粉打(黒めの色のそば)、並蕎麦は同じ玄そばのそば殻を取り除いてから製粉した生粉打です。どちらも本当に旨いです。
ここの蕎麦はボリューム満点です。その上、けんちん汁付きをオーダーしてしまったので、自力では完食できませんでした…。(だんなに手伝ってもらった。)ここは食べ終わると本当にいつもお腹いっぱいになります。
私がかるくぺろっと食べられる、下のざるが透けて見えそうな量、いわゆる“名店盛り”をしているお店は、松翁をぜひ見習ってほしいものですね。
以前食べた紫蘇の変わりそばがとても美味しかったので、また食べたいです。でも日替わりで、いつ何が出てくるかはわかりません。木の芽、柚子、胡麻、夏蜜柑などなど、他にもいろいろあるようです。今度は好きな素材が使われているといいな。