ブログと手紙

ここ数ヶ月、ブログを月に20件近くアップし続けています。

というのも、まずは、ずいぶん長いことまともにアップせず、ひどいときは月に3件くらいしかアップ出来ずにいて、ネタも古い話になり、書きたかったことを詳細に思い出せなくなって、本来の目的である自分の覚え書き(記憶の整理)の意味をなさなくなってしまったこと。次に、常にアップされている人のブログを見に行くのはとても楽しいなと感じたことから…漸く反省しました。(ここにたどり着くまでに何年かかったんだ？)

ブログは自己完結の世界のように感じていたけれど、やっぱり誰もが目にする場所に言葉を発しているからには、今までの私の方法はあまりに無責任な行動だなと。自己完結なら、全く公開せずに記録すればいいではないかと。

いつ見てもアップされていない私のブログは、あまりにつまらなくて、見に来てくれている人をがっかりさせることが何度もあったでしょう。

でも、数人の友達の「いつも楽しみにしてるよ」というあたたかい手紙やメールのメッセージに支えられ、6年近く書きためてきました。

私は子供の頃から手紙を書くのが大好きで、このデジタル時代の今でもメールではなく、葉書や便箋に手紙を書いて送ることがあります。1人ランチや病院の待ち時間など“ちょっとした時間をみつけて書く”という行動自体が大好きです。文房具好きで葉書や便箋、シールやきれいな切手集めが楽しいせいもありますが、アナログで書く文字にはメールとは違った言葉が生まれるような気がします。

一人暮らしをしてから、ポストを開けたときに、DMではなく、人が書いた文字を受けとることの喜びを知ったので、昔より回数は減ったものの今になっても手紙を書き続けているのかもしれません。

ごく最近、もう15年以上になるかしら？という古い付き合いの友達から葉書をもらい、優しい文字で綴られたあたたかい言葉に癒されました。

彼女も、私の亀のようなスローペース時代のブログをも読み続け、楽しみにしてくれていた一人です。

今はなかなか会えないけれど、こうしてブログを通して私の言葉を読んでくれている人がいる。幸せなことだと思います。そして、ブログも手紙も出しっぱなしではなく、人に届いているものなんだ、と再認識しました。

いつも見に来てくださる方々、本当にありがとうございます。だからといって常に月20件アップし続けられるか分かりませんし、これからも私の覚え書きのために記録する基本スタイルは変えられませんが、その情報を楽しいと思って読んでくださったらうれしいです。

1人、遅ランチしながら、ぼーっとこんなことを考えた昼休み。